2008.05.15
サウナマイスターとロウリュ
サウナマイスターという方が本格サウナ店にはいるそうです。サウナ店が集中する大阪には全サウナマイスターの4割がいるとか。大阪の人は、ちょっとお茶でもするみたいにサウナに行くとかなんとか眉唾もので聞いたことがありますが、あながち大袈裟なことじゃないのかも...。
さて、サウナマイスターの重要な仕事のひとつがロウリュ(Loyly)。(サウナマイスター以外の店員さんが行うこともあります)
何、それ?
大阪ミナミ道頓堀『ニュージャパン』さんのサイトによればロウリュ(Loyly)とは、
フィンランド語でサウナの熱源の炉の焼けた石に水を掛け、瞬時に気化し立ち昇る蒸気の熱波を浴びる蒸気浴のことです。このロウリュを浴びる事で、想像以上の発汗が促され、この上ない爽快なリフレッシュ感が味わえます。もう一つのサウナ大国ドイツでは、サウナマイスターと呼ばれるサウナの専門家が行っています。(抜粋)
面白いのが、サウナマイスターがバスタオルをブンブンと豪快振って、室内のお客さんに向けて吹き出る蒸気と熱波をぶつけるんだとか。その度に「キター」とか「ヒー」とか「アツー」とかそこかしこでやや悲鳴にも似た歓喜の声が右から左へウェーブします。
「ピンポンパンポーン、ただ今よりロウリュ(Loyly)のサービスを開始しさせていただきます」とアナウンス響くと、我先におじさま方が集まってきてサウナルームは満員御礼...。それが大阪のサウナでは日常風景なんですね。
東京では体験したことありません。やってるお店、あるのでしょうか?
※フィンランド語では、「Loyly」の「o」の上に点が二つつきます。「Löyly」
PS:
東京でも以下の施設でロウリュサービスをしているそうです!
Spa LaQua(東京都文京区)
庭の湯(東京都練馬区)
なごみの湯(東京都杉並区)
(Manabu)