ピカピカ!地球にやさしい風呂そうじ
カビや湯垢の発生しやすいお風呂場は、日々の掃除が欠かせません。毎日の事だから、せっかくなら楽しくやりたいなあ。そう思って「楽しくできる掃除」をアレコレ考えていたら、自然と「手作りの品」が多くなり、これがまた自然に「地球にやさしい風呂そうじ」につながりました。
例えば、重曹やクエン酸で作るバスボムは、入浴剤として優秀なだけでなく、湯垢をつきにくくしたり、配管をスッキリさせる効果があります。アクリル毛糸で作るアクリルたわしは、見た目がかわいいうえに、浴槽やカランをピカピカにしてくれます。しかも洗剤なしで!まさにエコ。
ということで今回は、編集担当のカジが実践している「地球にやさしい風呂そうじ」のお話です。
目次:
1.一石二鳥のバスボム 2.優秀アクリルたわし 3.カビ予防スプレー 4.エコ洗剤
バスボム1つ分の材料
・重曹 大さじ1.5
・クエン酸 小さじ2.5
・コーンスターチ 小さじ2.5
・はちみつ 小さじ1
・精製水 小さじ1/4(1.25cc)
・お好みの精油 5滴まで
※作りたい量だけ倍数してください
出典/しあわせバスタイムレシピ
つくり方
重曹、クエン酸、コーンスターチを混ぜ合わせ、はちみつを加えて練っていきます。粉っぽさがなくなったら、精製水を少しずつ加えながら混ぜ合わせます。(加えすぎるとうまく固まらないので注意)精油を加えて、もうひと混ぜ。これを型に入れたり、ラップで丸めたりして成形し、5〜10分そのままにして固めます。保管は湿気にく冷蔵庫がオススメ。バスタブに入れたらよくかき混ぜて入りましょう。
※精製水は本当に少しずつ、一滴単位で加えてください。入れすぎると、重曹が発砲してしまいます。湿度が高い日や場所では、表記してある分量よりも少なめで。私は入れすぎて発砲させてしまいました……。デローンとした不思議な物体になります……。
まずはアクリル毛糸を準備
アクリル毛糸は100円ショップでも売っていますが、私は「抗菌・防臭 銀イオン配合」の毛糸を使いました。ケバケバしい色はちょっと……という方には、このシリーズがおすすめ。渋めのカラーが揃っています。たわしの作り方は、いろんなサイト(コレとかコレとか)に載っていますし、本
もたくさん出ています。
シンプルな形なら、カンタンに作れます
私が最初に作ってみたのが、真ん中の写真のもしゃもしゃタイプ。超がつくほどカンタンです。浴槽そうじならこれで十分。
次に、洗面器や桶、カラン用にポケットタイプがあったら便利かも、と思って作ったのが写真右。思った以上に使い勝手がよかったです。編み物初心者なので、出来映えは相当悪い……のですが、そうじ用と思えばなんのその!でございます。
地球にやさしい風呂そうじは、予防することから始まります
風呂そうじをラクにするためには、天敵のカビを予防することが大切。ということで、手作りのカビ予防スプレーの登場です。材料は、無水エタノール、クエン酸、精製水(水でもよい)、精油(私はユーカリかサイプレスを使用)
霧吹きに、精油を10滴と無水エタノールおよそ50mlを入れてシャカシャカ振ります。次に精製水およそ200mlとスプーン一杯のクエン酸を加えさらにシャカシャカ。たったこれだけで出来上がり。
お風呂上がりは、冷水を撒いて室温を下げ、スクイーザーでざっと水分を落として、仕上げにこのスプレーを吹き付けます。冷水を撒くだけで終わらせてしまうこともありますが、できるだけやっておくと、カビの発生をグッと押さえられます。スプレーは使用ごとによく振ってください。
アクリルたわしを使っていますが、やっぱり洗剤が必要な時もあります。私が愛用しているのは「PAX NATURON(パックスナチュロン) 」地球のことを考えると、使わないのがベストなのかもしれませんが、それもなかなか難しい。ならせめて、やさしい洗剤を使おう。そんな思いです。最近は「ECOVER(エコベール)」や「Seventh Generation(セブンスジェネレーション)」や「緑の魔女」など、世界各国の気になる洗剤が続々登場。パッケージで選ぶもよし、洗浄力で選ぶもよし。こういうかわいいアイテムがあると、お風呂そうじも楽しくなります。
■ 編集後記
お風呂そうじはこまめにやるに限る!そう気づいたのは一人暮らしを始めて一年ほど過ぎた頃でした。マメな掃除を怠ると、結局大掛かりな掃除が必要になり、かえって面倒なことに……。
そう気づいてからは、汚れを発見したらお風呂場にいる間にブラシで磨いたり、お風呂上がりに冷水をかけて室温を下げたり、排水溝のフタを開けて立てかけたり(水切りのため)、そういった小さなことに気をつけるようになりました。
今回ご紹介した掃除のお話は、そういった試行錯誤(?)の結果、行き着いた掃除術です。手作りはちょっと面倒な面もありますが、そのアイテムを使うことで掃除が楽しくなったり、やる気が出たりします。作り始めるとけっこうハマるものなので、ぜひ一度チャレンジしてみてください!