2009.02.16
人間洗濯機
20世紀少年少女が万博で見た、未来のお風呂。
三洋電機が、1970年に開催された大阪万博で展示していた
ウルトラソニックバス(愛称・人間洗濯機)の映像を初めて見ました。
カプセルの中に入って座っているだけで“清潔”にしてくれるだけでなく、超音波とマッサージボールの働きで“美容と健康”も役立つ未来浴槽として注目を集め、モデルさんによるデモ運転は人だかりが絶えなかったそうです。
メインスイッチを押すだけで、かかり湯からマッサージ、エアータオルにによる乾かしの行程まですべて自動的に行われます。
http://panasonic.net/sanyo/museum/jp/exhibition/expo70.html
現在、この人間洗濯機はサンヨーミュージアムに展示されています。
グリコのおまけ「タイムスリップグリコ<大阪万博編>」にもなってました!
この時のコンセプトや技術は、現在、介護浴槽などに受け継がれているということ。
高機能収納式介護浴槽「hirb(ハーブ)」は入浴時間、湯量、浴槽角度、半身浴・全身浴の選択、気泡、入浴剤、などの有無を設定。
後はスタートボタンを押せば自動で浴槽がローリングし給湯、気泡洗浄、排水まで自動で運転します。
確かに、こんな“全自動入浴”機能が必要とされているのは
もはや家庭ではなく、介護施設。介護労働者の省力化や効率化のためですよね。
さて、今の子どもたち、
21世紀少年少女が思い描く“未来”ってどんなカタチなのでしょうか?
(Manabu)