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入浴法

「顔」のキレイ術

きれいな肌になるための洗顔方法!

「洗顔命」そんな言葉、よく耳にしませんか?これはまぎれもない事実。洗顔は美しい肌の基本中の基本なのです。
今回のfeatureはそんな基本の洗顔です。洗顔だったらしっかりしてるのに…という方は特に要チェック。意外な落とし穴にはまっているかもしれません。簡単なように見える洗顔ですがその奥は意外と深いものなのです。ちょっとした知識をつけて、目指せ肌美人!
資料提供/協力:植田 理彦(うえだ みちひこ)先生『からだによく効く お風呂の入り方』(出版社:池田書店)

洗顔マメ知識

お湯の温度

温度を気にしたこと、ありますか。最初から熱い、もしくは冷たい水で洗ってしまうと毛穴がつまってしまうので汚れが落せなくなってしまいます。
初めはぬるい湯で洗います。熱いお湯は肌のうるおいを保つ皮脂まで奪ってしまうのでカサカサの原因に。洗顔に適した温度は40±1℃!脂質の合成が盛んな年齢の方は41℃程度のお湯が、カサカサが気になる年齢の方は40℃以下のお湯が理想です。

洗うタイミング

バスルームでの流れってありますよね。この流れにも肌にベストな流れというのがあります。
まず体ですが浴槽につかり、あたたまってから洗うのがベスト。毛穴が開いて汚れや脂質が押し出され、古くなった角質がやわらかくなるので汚れを洗い流しやすい状態なのです。
そして顔ですが顔はすぐ洗いましょう。ことに女性のみなさんは毛穴が化粧品でふさがれているため、あたたまったところで…という状況。顔はつかる前、体はつかった後がベストということ。

石鹸や洗顔フォーム、きちんと泡立てていますか。実はこの泡、とても優れものなのです。
ひとつひとつの泡の間には水の隙間があります。そのおかげで毛細管現象が起こり、微細な汚れを吸い上げてくれるのです。要するに泡を肌につけた段階である程度の汚れは泡のなかへ吸い上げられている、ということ。ですから力をいれて洗う必要は全くありません。ゴシゴシは肌を痛めるだけ。やさしく洗いましょう、それで十分に汚れは落ちています。

番外編

(1)乳液やクリームなどの油分を与え過ぎていませんか。必要以上の油分は老化のもとである過酸化脂質になり、くすみ.たるみのもと!ご注意を。

(2)ファンデーションをぬるときスポンジで、アイシャドーをぬるときチップで、またはメイクを落とすときコットンで、こすり過ぎていませんか。シミをはじめ色素沈着を起こすことも!ほどほどに。

毛穴対策

毛穴の汚れが気になる、という方におすすめなのがこの洗顔前のフェイシャルスチーム!きれいな肌といえばモデルさんですが、そんなモデルの方々も取り入れているとか。


1.
洗面器に熱湯を注ぎます。殺菌効果のあるラベンダーや保湿効果のあるゼラニウムなどのエッセンシャルオイルを数滴たらすと効果的。


2.
湯気を逃がさないようにバスタオルをかぶり、顔全体に湯気を当てます。しばらくたつと毛穴がひらき老廃物が取り除かれます。


3.
毛穴が開いたところで洗顔をしましょう。 洗顔後は冷たい化粧水をたっぷりと。

 

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