「髪」のキレイ術
美しい髪を保つためのヘアケア方法!
一日が終わる頃にはかなりよごれている髪の毛。空気中に浮遊しているホコリをはじめ、排気ガス・タバコの煙り.花粉。数え出したら切りがないほどの要因があります。一日の締めくくりであるバスタイムでは必ず髪の毛も洗いましょう。
きれいな髪ってどんな髪?
やっぱりさらさらしていて張りのある髪ですよね。
そんな髪になるための基本的なヘアケアをご紹介しましょう。
ヘアケアいうと、髪の毛自体のケアと考えてしまいがちですが実は一番大切なのは頭皮のケアなのです。
頭皮のケアをおろそかにすると毛根に皮脂がつまり、新陳代謝がスムーズにいかなくなります。そうすると、栄養が行き渡らず髪の毛の張りも失われますし脱毛へもつながっていきます。
ちょっとしたことに気をつけるだけ!
きれいな髪を目指してきちんとヘアケアしましょう。
資料提供/協力:植田 理彦(うえだ みちひこ)先生『からだによく効く お風呂の入り方』(出版社:池田書店)
シャンプー
洗髪といって髪の毛ばかりを念入りに洗っていませんか。最も洗う必要があるのは頭皮。シャンプーは手のひらでよく泡立ててから、爪を立てずに、指の腹で頭皮をマッサージするように洗いましょう。
髪の毛を洗う際に注意したいのが摩擦。ぬれている髪の毛はキューティクルが壊れやすい状態。髪の毛をぐしゃぐしゃと洗うのは髪の毛を傷めつけている様なものです。手ぐしをかけるように指をすーっと引いて洗いましょう。
カラーリングをした日はシャンプーはダメ、と思っていませんか?ちょっと前はシャンプーのアルカリ性が強かったことからそう言われていたようです。今は弱酸性のシャンプーなどがでているのでほぼ大丈夫。
「朝シャン」と「夜シャン」、髪にいいのは?答えは「夜」髪も肌と同じでpm10:00〜am3:00が細胞活性化の時間帯。汚れが付着した状態では、はりのない髪や抜け毛の原因につながります。その日の汚れはその日のうちに…これがベスト。
リンス
シャンプー後の髪はマイナスイオン同士の摩擦によりゴワゴワ状態。リンスの持つプラスイオンと結合させることでさらりとなる。これがリンスの役目。ですからシャンプー後はリンスをしてあげましょう。
リンスの効果が高くなるからすすぎは軽く…。それは間違い!左で解説した通りリンスの効果は電気的な瞬時の作用なので、あとはいくらすすいでも効果に変化はありません。すすぎ不足は頭皮に炎症を起こすだけですよ。
リンスには上記のような役割があります。ですからシャンプーとリンスは別々に使うことをおすすめします。シャンプーとリンスが一緒になったものは、時間短縮にはなりますが髪のことを考えるとあまりいいことはないようです。
傷みが気になるときはスペシャルケアを。トリートメントをした後、蒸しタオルを巻きしばらくそのままで。数分後しっかりすすぎます。蒸気でトリートメントがより浸透します。タオルの上からバスキャップをかぶるとさらに効果アップ。
マッサージ
頭頂部、体の左右中心にあるのが百会のツボ。シャワーを利用して頭の上で円を描くようにツボ刺激をするのも抜け毛対策になります。
髪の生え際から百会にかけて円を描くようにもみほぐし、頭頂部をかるくたたきます。
側頭部を指の腹でつまむようにポンポンとリズムをつけてたたきもみをします。
握りこぶしをつくって頭全体を軽くたたいていきます。