「便秘」の改善のために
美容の大敵、便秘を解消するバスタイム
「便秘でくるしい...」と嘆いている女性は数知れず。便秘には大きく分けて、排便習慣のみだれが大きな原因となる直腸性のものと、緊張などによるケイレン性のものとがあります。
直腸性のものは小さなことに気を付けて根気よく直していきましょう。
まず便意をかんじたときはちゃんとトイレにいくこと。朝は時間に余裕をもってトイレにいくこと。マッサージなどをして腸の働きを促すこと。
ケイレン性の場合は強い緊張が原因なので、リラックスすることが解消へつながります。
資料提供/協力:植田 理彦(うえだ みちひこ)先生『からだによく効く お風呂の入り方』(出版社:池田書店)
高血圧の人はこのツボを
「ツボをおす」という健康法はよく耳にしますが、実際自分でツボを探すのは素人には難しいことです。
シャワーならば正確な一点ではなく一度に幅広く刺激することができるので「このあたり…」というおおまかな位置を知っていれば十分。ですから簡単、手軽にツボを刺激することができます。
★ 温水シャワーの温度は43℃が目安です。シャワーを当てるとやや熱く感じるくらい。
★ シャワーヘッドを絞る、またははずすとより効果的
左手首の右下
左手の手と手首の境目右にあるツボ。温水シャワーをやや弱めの水流で2,3分あてます。
腹部、背部の左側面
腹部、背部それぞれ左側面に温水シャワーを2,3分ずつ温めるようにあてます。
直腸性便秘
基本はぬるめの湯温をおすすめします。バスタブの中でのマッサージと温冷交代でのシャワーマッサージ…。この方法はとても効果的なのでぜひお試し下さい。
バスタブの中でお腹をふくらませたりへこませたり、といった腹筋運動をします。
さらに「の」の字を書くように腹部をマッサージします。このときマッサージ方向はかならず時計回りで行うこと!
水温43℃程度の温水シャワーを2〜3分、水温22℃程度の冷水シャワーを10秒(一瞬です)、これを腹部に交互にかけます。
ケイレン性便秘
基本は半身浴。リラックスできるようエッセンシャルをいれたりして工夫すると良いでしょう。便秘の解消には水分の補給がかかせません、入浴後に冷たいお水を飲みましょう。
ぬるいお湯でゆっくりと半身浴をします。
しばらくつかった後、追い焚きをして湯温を43℃ぐらいまで上げます。43℃くらいのお湯に5分ほどつかりましょう。
熱めのシャワーを腹部にあてながら「の」の字をかくように腹部をさすりマッサージをします。