「疲労回復」のために
疲れをとる、効果的なシャワーリングのすすめ
疲れをとるには、ゆったりと湯船に浸かるのがいちばんです。でも、シャワーの刺激は肌に心地よく、上手に使うことによって、ボディマッサージにもなります。そこでシャワーと湯船入浴を上手に組み合わせた疲労回復のための入浴術をご紹介します。
まず43℃くらいの熱めのお湯に10分ほどつかり、そのあとで40℃くらいのシャワーを、凝りを感じる肩や腰、脚の部分に5〜10分ずつあてます。この時、首を回したり腰を前にかがめたりしてストレッチを行います。
シャワーの水圧の強さに関しては、自分の好みに合せましょう。あくまでも体に心地よいと感じることが基本で、痛くなるほどの圧力はやりすぎです。ただマッサージ効果を狙うシャワーリングでは、あまり水注圧が弱いと効果がうすいので、ある程度の強さが必要です。一般家庭のものだと、温度を上げると圧力が弱くなる場合もありますが、そんな場合は圧力を優先させましょう。
資料提供/協力:植田 理彦(うえだ みちひこ)先生『からだによく効く お風呂の入り方』(出版社:池田書店)
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疲労回復に効果的な入浴方法
43℃で10分湯船入浴
40℃で各部に5〜10分
最後にバスタブでリラックス
いろんなシャワーヘッドを活用
最近ではいろいろなシャワーヘッドは市販されています。切替スイッチで水の出方を変えられるもの、たとえば通常の吐水のほか、渦巻き上の水が断続的に出てマッサージするものや、なめらかで肌にやさしい感じのする泡沫シャワーもあります。また吐水と同時に香りが出るものもあります。これは気分のよいものでしょう。