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入浴法

「不眠」の改善のために

ぐっすりと眠るためのバスタイム

お布団にはいったものの眠りにつけない、夜中に必ず目が覚めてしまうなど夜ぐっすりと眠れない不眠。不眠症の大きな原因はストレスにあると言われます。ストレスの解消には自律神経系の副交感神経の働きを正常化してあげることが大切。
自律神経系が正常に働いていれば夜になると副交感神経の作用で自然と眠くなるものなのです。入浴にはこの自律神経系の正常化=ストレスの解消作用があります。ぬるめの長湯で体も心もリラックス!
資料提供/協力:植田 理彦(うえだ みちひこ)先生『からだによく効く お風呂の入り方』(出版社:池田書店)

不眠の人はこのツボを

「ツボをおす」という健康法はよく耳にしますが、実際自分でツボを探すのは素人には難しいことです。
シャワーならば正確な一点ではなく一度に幅広く刺激することができるので「このあたり…」というおおまかな位置を知っていれば十分。ですから簡単、手軽にツボを刺激することができます。
★ 温水シャワーの温度は43℃が目安です。シャワーを当てるとやや熱く感じるくらい。
★ シャワーヘッドを絞る、またははずすとより効果的

安眠点(耳の後ろあたり)
耳たぶのうしろの骨沿いに安眠点があります。安眠点を刺激すると緊張感がほぐれ、自律神経のバランスよくなります。温水シャワーを2,3分当てましょう。

足先全体
足先には様々なツボが集中しており、第二の心臓といわれるほど。足先の冷えの解消、血行の促進も兼ねて足先全体に温水シャワーを当てましょう。

基本入浴法

湯温は37〜39℃のぬるま湯に設定。20〜30分の間ゆっくりつかり心身ともにリラックスすること。満腹・空腹状態は眠りの妨げになるので、入浴時間と食事時間は上手に調節しましょう。就寝1時間前くらいに入浴するのがベスト。

交代足浴

自律神経系のバランスを整える「交代足浴」は不眠の方にとても効果的です。通常の入浴後、浴槽のお湯を42℃くらいの湯温にします。浴槽で5分間ゆっくり足ぶみをし、その後足首までを水につけて10秒間素早く足ぶみをします。これを1セットとして、5回繰りかえしましょう。

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