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2011.02.22

江戸時代に描かれた浮世絵、『東都三ッ股の図』にスカイツリーが!?

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これ不思議。江戸中期の浮世絵「東都三ッ股の図(歌川国芳:うたがわくによし)」にスカイツリーらしきものが描かれています。手前に腐食防止のために小舟の底を燻す2人の人物、永代橋からつづく左手の風景に天にそびえ立つ塔が見えます。時代を考えるとやはり不自然な高さに思えますね。相撲やぐらや井戸掘削設備をデフォルメしたとの説もあるようですが、それにしても...。
念のため、画像検索や他のサイトで掲載されている「東都三ッ股の図」をいろいろ見ましたが、全てにこの高い塔が描かれているため、加工されたものではないようです。この場所はまさしく今スカイツリーが建設中のエリアということで、国芳が風景を描きながら未来予想図を幻視した、なんて楽しい空想がひろがります!

そうそう、実際にこの歌川国芳という人の超越的な想像力と奇想天外な造形世界は有名ですよね。

歌川国芳・相馬の古内裏
相馬の古内裏

歌川国芳・みかけはこわいがとんだいいひとだ
みかけハこハゐがとんだいゝ人だ
(みかけはこわいがとんだいいひとだ)



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