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お風呂で地震にあったときの対処法

日頃から備えておこう お風呂で地震にあったときの対処法

東北地方太平洋沖地震が起きたのは14時46分。時刻的に入浴中だったという方は少ないかもしれません。しかし、現在も続いている余震では「お風呂で揺れた!」という経験をされた方もいらっしゃるのでは?お風呂では裸なこともあり、「地震にあったらどうしよう……」と不安を感じている方も多いようです。そこで今回は「お風呂で地震にあったときの対処法」をまとめてみました。お風呂に関する防災グッズのご紹介もありますよ。

お風呂で地震にあったときの対処法
浴槽には水を貯めておこう
風呂関係の防災グッズあれこれ
予め知っておくと便利なサイト

<お風呂で地震にあったときの対処法>

着替えを用意しておこう ドアを開けよう 慌てず姿勢を低くしよう お湯は抜かないでおこう
揺れを感じても慌てないこと。落ち着いて、まずは避難経路を確保します。お風呂場のドアガラスは割れにくく、地震の歪みなどで開かなくなるとやっかいです。揺れを感じたらスグにドアを開けましょう。
※落ちたり倒れてきた物でドアの前を塞いでしまわないように、脱衣所の周囲の荷物には日頃から注意しておきましょう。
しゃがんで揺れがおさまるのを待ちます。風呂場の床は滑りやすいので姿勢はなるべく低くしてください。
ガスのスイッチを消します。地震後は断水になる可能性もあるので、湯ぶねのお湯は抜かないようにしましょう。
さっと避難できるよう、脱衣所にはバスローブとスリッパを常備しておくとよいでしょう。着替え一式も脱衣所に置く習慣を。緊急の場合はバスローブをはおってスリッパを履き、着替えを持ってすぐに避難してください。

とにかくあわてずに行動することが大切です。お風呂場は倒壊物が少ない空間なので、あわてて飛び出したりせずその場で揺れがおさまるのを待ちましょう。お風呂場の危険要因はなるべく排除するべく、日頃からガラス類などの割れ物は置かないようにしてください。地震の後は割れ物が散乱することが多いので、スリッパは底のしっかりしたタイプをオススメします。

<浴槽には水を貯めておこう>

地震の後は断水になることも。浴槽にお水があれば生活用水に使えます。大きさにもよりますが、浴槽にはだいたい200リットルほどの水を貯めることができます。
地震の際はライフラインがストップしてしまうことも多く、今回の東北地方太平洋沖地震でも多くの地域で断水となりました。
断水になるとトレイも流せなくなります。浴槽に水を溜めておけば、バケツで汲んでトイレを流すことができますし、場合によっては、洗濯や食器洗いに使うことも可能です。日頃から浴槽に水を貯めておくようにしましょう。
※小さいお子さんがいるご家庭では思わぬ事故につながる可能性があります。十分にご注意ください。

<風呂関係の防災グッズあれこれ>

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▼左から/・めんぼうで頭皮の汚れをとる「めんぼうぶらし」/・スプレータイプの「水のいらないシャンプー」/・「防滴仕様ラジオ」普段はお風呂ラジオとして。災害時は携帯ラジオとして

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いざという時にサッとはおれる「バスローブ」。子どもの分も用意しよう。そのまま外にでられそうなデザインを選ぶこと。女性はタオルドレスという選択肢もあり!

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▼左から/・「バス用くもり止めフィルム」割れやすいものはなるべく保護を。シートを貼っておけば割れたときの飛散防止にも/・窓ガラスのあるお宅は「ガラス飛散防止フィルム」を!/・「滑り止めシート」洗い場用も浴槽用もあります

<予め知っておくと便利なサイト>

ガスメーター 今回の地震ではライフラインが一時的に止まった地域が多くありました。
大元からの復旧が必要な場合は別ですが、例えばガスに関して言えばガスメーターには安全装置がついていて、地震などの非常時には一時的にガスを遮断します。揺れが収まった後、ご自身でできる復帰操作をすれば、ガスもれなどの異常がない場合をのぞいて元通り使えるようになります。普段からガスメーターの設置場所や復旧方法は把握しておきましょう。
また、断水になった場合のトイレの使い方や災害用の伝言ダイヤルのかけ方なども、予め知っておくとよ い情報です。

地震のときは(東京ガス)
ガスメーターの復帰方法について(東京ガス)
ガスメーターの設置場所について(東京ガス)
断水・給水制限・停電時のトイレ使用について(TOTO)
災害用伝言ダイヤルについて
内閣府の防災情報サイト
広域災害救急医療情報システムサイト

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