いまどきのお風呂を見に行こう!! 新宿ショールーム探訪
新宿が住まいのショールームの街であることをご存知ですか? その数なんと20近く!こちらの地図をご覧いただくと、その充実度が一目瞭然です。
“住まいのショールームの街”ということは、もちろん“お風呂に関する最新情報が集まる街”でもあります。そこで今回は、この夏にオープンしたばかりの「LIXILショールーム東京」と、リニューアルオープンしたばかりの「東京ガス新宿ショールーム」におじゃましてきました。
共に体験的要素の高いショールームなので、家族みんなでのお出かけにぴったり。こんなお家にしたい!こんなお風呂にしたい!夢が広がること間違いなしです!
8月17日オープンしたばかり。まさに出来たてほやほやなのがこちら、「LIXILショールーム東京」です。今回、湯の国はオープン前の内覧会におじゃましてきました。
内覧会前には記者会見が行われました。会場はこんな感じ。こういう画、テレビで見たことありますよね。LIXILさんがショールームを新宿に置いたのは、やはり各メーカーのショールームがあることも理由のひとつなんだとか。さすが住まいのショールームの街、新宿!
いよいよ内覧会スタート。LIXILショールーム東京は2フロア、3ゾーンに分かれていて、新しい発見に“気づき”、それを空間として“感じる”、そして具体的なアイテムを“選ぶ”ことができるようになっています。
”気づき”を提供してくれる「いい暮らしゾーン」では、こうしたタッチパネルしきのクイズがあったり、リフォームパッケージの提案コーナーがあったり。
“感じる”ことができる「いい住まいゾーン」では、具体的な空間提案がなされていました。こんなお家♡あんなお家♡と、夢がポワンポワン広がります。
6つある空間提案のうち、ちょっと異色だったのが「スマートハウス」。東京大学とLIXILが共同で実証実験を行っている「COMMAハウス」を再現したもの。言わば未来のお家。写真はお家を制御してくれるリリボくん。(ちなみに、リリボは販売されておりません…)この空間はお子さんが喜びそうです。
3つのゾーンのうち、お風呂に特化した“湯の国目線”で一番楽しかったのが、6階全部を使った“商品選定ゾーン”。最新のシステムバスが並んでいたり、水栓金具やパネルのサンプルが一同に介していたり。お風呂以外のアイテムもほんとに豊富で、まるでパーツの国に迷い込んだような、そんなワクワク感がありました。
金具ひとつ、パネルひとつとっても、こんなに種類があります。シャワーはアレでパネルはアレ、もちろんくるりんポイ排水口にして、床はサーモフロアで………脳内妄想が広がります。
6階の右奥が浴室ゾーン。マンション用と戸建用に分かれてシステムバスが並んでいます。
壁沿いにはテーマ別の浴室洗面室が。
なるほど、と思ったのがこちらの「ユニバーサル空間」の一例。車いすで入ることを想定した作りになっています。
おもしろいッ、と思ったのはこのドア!脱衣所側から見るとまるでお部屋に続いていくような引戸……だけど、その奥にあるのはなんとお風呂!
こんな素敵なデザインバスルームも。ホテルみたい。
もちろん浴室以外のアイテムも大充実。外壁、エクステリア、サッシ、キッチンなどなど、総合住生活企業ならではのラインナップ。玄関扉やトイレがずらりと並んだ眺めには、見学者の間から「わぁー、これはたのしい」と声が上がっていましたよ。
個人的に驚いたのは、カードをかざすだけで解錠できる「CAZASシステム」。そのうち、鍵を差し込んでた時代もあったねー、となるんでしょうか……。
改めて感じたのは、「総合力のあるショールームだな〜」ということ。外から中まで、とにかく住宅に関するあらゆるものが一同に介していて、新しい家を具体的に考えている人も、まだ見ぬわが家を妄想する人も、楽しめること間違いなし。コーディネーター付きの見学をご希望の方は、ぜひ事前のご予約を。
■ LIXILショールーム東京
東京都新宿区西新宿8-17-1
住友不動産新宿グランドタワー7F(受付)
03-4332-8888(代表)
くわしい情報はこちら
http://showroom-info.lixil.co.jp/s/tokyo/
やって参りました!6月29日にリニューアルオープンしばかりの「東京ガス新宿ショールーム」。西新宿のランドマーク、新宿パークタワーの1階にあります。明るい色合いのキレイなショールームです。
入ってまず目に入るのはサークル状に並んだガスコンロの数々。なんと、点火も可能。実際に最新機種の操作を体験しましたが、これがすごい!液晶画面のパネルがあったり、音声ガイドがあったり。自動温度調節をはじめ、さまざまな調理機能が付いていて、ちょっとした近未来感を感じました。ガスコンロも進化しているんですね。
2階は大きく二つのゾーンに分かれています。ひとつめは温水機器のある暮らしが体験できる「温水スクエア」。お風呂に注目する湯の国としては注目のゾーンです。ガス温水床暖房のある部屋とない部屋を比較体験できる「くらべるハウス」では、ガス温水床暖房がある場合、脱衣所と浴室の温度差がいかに少ないかを体感することができました。
今回のショールーム見学で「これはいいなぁ」と思ったのが、温水ラジエーター。種類も豊富!小型のタイプは脱衣室でタオル掛けとしても活躍してくれます。
浴室暖房乾燥機のコーナーは、ミストサウナ浴ができる「MiSTY」の体験コーナーも。霧状のミストが出るスプラッシュミストと、より小さい粒子のマイクロミストの両方を体感してみましたが、個人的にはマイクロミストにびっくり。しっとりするのに手が濡れない!実際、マイクロミストの中では読書もできちゃうそうです。すごいですね。
MiSTYを体験した後は、グリーンを基調とした「創エネスクエア」へ。
エネルギーについてわかりやすく解説してくれています。その途中にはこんな場所も。配電盤マニアにはたまらない!?スケルトンエネファームや、リモコンマニア必見!?のリモコン紹介コーナーも。
そしてそして、一番楽しかったのがここ!1階の奥にある「くらし体験ハウス」!ここはほんとにテンションあがりました。こんなお家に住んでみたいーーー!
両親が娘一家が遊びに来やすい家を念頭に立て替えた、という想定で設計された空間。ベランダには足湯ができるスペースが!贅沢ーーー!
浴室も理想を全部詰め込んだようなステキ空間。孫とのお湯コミュニケーションを考えて作られた、その名も“リビング風呂”は、広々快適。もちろん水栓金具も浴槽もスタイリッシュでございます。裏手には寝浴ができる開放的な空間が、浴室横には衣類乾燥専用の小スペースも。至れり尽くせり。
さーらーにー……夫婦の寝室の奥には、シャワールームを備えたおしゃれな“変身ルーム”が。何度も言いますが、こんなお家に住んでみたい……。
実は、2階の奥には完全予約制の「ミスティルーム」があります。オリエンタルなバリのリゾート風、明るい地中海風などキレイで居心地のいい部屋で、くつろぎながらミストサウナを体験することができます。所要時間は90分。なんと無料です。
アメニティグッズも完備。しかも、リゾートホテルに負けないほど充実していてうれしい限り。最近のショールームってすごい!
お風呂目線だけで見ても、見所満載な「東京ガス新宿ショールーム」。例えば、「くらべるハウス」の浴室も、なにげにステキ。小物のチョイスもいい。聞けば、同じ建物にある「ザ・コンランショップ」の商品からセレクトされたモノが多いんだとか。「くらし体験ハウス」では、新たなお風呂空間の提案がいくつもなされて見応えがありました。完全予約制の「ミスティルーム」も、まるでどこかのスパに来たかのごとき心地よさ。MiSTY未体験の方はぜひ一度体験してみては?ミストサウナ、最高に気持ちいいですよ!
さて。今回の「風呂文化研究会×湯の国」のレポートはいかがでしたか?こんなことをレポートしてほしい!というご希望のある方は、ぜひこちら(リンク)までご意見をお寄せください。
LIXILのみなさん、東京ガスのみなさん、ご協力ありがとうございました。次回の更新は11月の予定です。お楽しみに。