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2013.02.28

お風呂で落語

お風呂で落語

防水TV&DVDを楽しんでいる方も多いと思いますが
みなさん何を見たり聴いたりているのでしょうか?気になります。

お風呂では落語もおすすめです。
一話がだいたい15分くらいなので
半身浴にちょうどいいと思います。

あまり詳しくはないですが
個人的には立川談志や5代目古今亭志ん生が大好きで集めてきました。
東京下町生まれだからなのか、べらんめい口調が妙に心地いい。

志ん生などはべらんめいがキツくて聴き取れないこともしばしば。
これがまたイイ。

志ん生が得意にしていた演目「強情灸(ごうじょうきゅう)」には
銭湯で熱湯に入った男が強情を張って決して「熱い!」とは言わない
江戸っ子気質を表す“まくら”が語られます。
「あー、ぬるい、あんまりぬるいんで気が遠くなっちゃった」
「うん、ぬるくて、足に湯が食いつくね」
「ぬるいってのに、あー、なんだ、こっちを向くな。動くんじゃねえっ」
そこへお爺さんがドボン。
「湯をかき回すなよ、ぬいんだから…」と。
この場面、志ん生自身が顔を真っ赤にして耐える姿が
目に浮かんで余計に笑ってしまいます。

次は、芸人さんにもファンの多い桂枝雀なども少しずつ集めてみたいですね。
洗面台の化粧ボックスには落語コレクションがさらに増えそうです。

というわけで、わが家のお風呂は小さな“寄席”でもあります。

お風呂で落語

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