Vol. 104 IVAN

私は「バスタイムがなければ生きていけないかも！」というほどのお風呂好きです。朝から必ず湯船にお湯を張って入ります。それは、大切な一人ミーティングの時間。「今日はどんな一日にしようか」「お仕事はこんな気持ちで挑もう」など、バスルームで一日のプランをじっくり考えています。

だから仕事やプライベートで海外に行くと、ホテルでまずチェックするのはお風呂。バスルームが充実しているかどうかで、旅の満足度が変わるほどなんですよ。 さらにオフ日になると、湯船から出たり入ったりしながらほぼ半日いることもあります。そういうとき、お湯も2〜3回は替えますね。はじめは入浴剤を使わず、残り湯をお洗濯に使う。そして2回目以降は、自分で買ったりファンのみなさんからいただいた可愛いバスバブルやアロマを垂らしたりしてゆったり…。

最近は、塊（かたまり）で買いだめしている岩塩を砕いて入れることも多いですね。天然岩塩は発汗作用が抜群で、しかもなんだか自分を清められる気もして、もっかのお気に入りです。 夜のお風呂には、キャンドルと音楽が必須です。狭いバスルームで火を灯すのは安全面でちょっとためらわれるから、LEDキャンドルを使います。

そしてBGMは、意外に思われるかもしれないけれど、クラシック。私、ベートーベンが大好きなんです。ベートーベンの音楽ってストーリー性があり、聴いているとまるで感動的なドラマを観ているように心が揺さぶられるんですよね。特に恋をして感情が繊細になっているときは、どんなフレーズに心が動くか、ワクワクするか、あるいは泣けるか…自分がいまどんな気持ちでいるかを測るバロメーターにもなります。私がよく聴くのは「月光ソナタ」。ハッピーな日にも、ちょっと落ち込んだ日にもどちらでもOKです。 ブログやInstagram（インスタグラム）にバスタイムの写真をUPすると、明らかに「いいね！」やコメントが増えるのは嬉しいですね。普段は私のブログにコメントをくれるのは女の子のファンが多いけれど、バス写真は男女ともたくさん見てくれているみたい。

そういえば最近では、自分のバスタイムを公開する子たちも増えてきました。でもよくよく見ると、あれ？自分が一番素になれるバスタイムのはずが、ちょっと盛ってない？と思うことも。私は正真正銘のすっぴん、「ガチで勝負」していますからどうぞ安心してIVANのバスタイムをお楽しみください（笑）。 でも、そうしたことも含めて女の子って本当に楽しい！“女の子”に年齢なんか関係ありません。むかし母の言葉でハッとしたことがあって、「花の命は短いと言うけれど、けっしてそうじゃない。ドライフラワーには生花にない魅力がある。花はずっと魅力を保てるものなの」と。

人も同じで、年齢を重ねてこそ出せる美しさがあるのよね…とそのとき気づきました。ぜひみなさんも、いくつになってもお風呂で自分磨きをして、ファッションやメイク、ヘア、パフューム、ネイルなど、女子だけの特権を思い切り楽しんでくださいね。

話／IVAN（アイヴァン）

• 湯煙コラムINDEX