建築家・久野和作星空のBathroom：お風呂を楽しむ『湯の国』


私たちはアメリカで結婚、娘二人も生まれ育ちもアメリカでした。アメリカのBathroomには日本の風呂とはかなり違いがあります。日本のそれが情緒的に対して、生活の利便性・機能性を追求しているのがアメリカのBathroomといえます。朝起きたらまずシャワー、夜のお出かけ前にも、Bathroomとの間を行き来して頻繁に使います。
我が家のBathroom設計の条件： 1.お風呂は寝室と同じ階で行き来できる関係配置であること。 2.何時に誰とお風呂に入ろうともプライバシーが保たれていること。 3.浴槽のある部屋、洗面、便器はワンセットの関係で配置すること。

私は学生、理工系だから勉強も忙しいけれど、その分遊びも自由にやっています。遅く帰って、又すぐシャワーしてバイトへ行くとか、結構フレックな生活なの。ダディーの作ったお風呂気に入ってます。何故って女性のことをとっても考えてあるの。まず窓が無いのが良いです。これは覗かれそうな不安が全くなくて。スカイライトを開けると湯気がサッと出てくれて。電気を消すとお星様が見れるの。壁はピンクとグレーのツートンのタイルでとっても可愛くて素敵です。なんとか合格点かな。