2004年11月01日

FILE024 世界のサウナ事情

ミストサウナ特集、とても参考になります。私は「趣味はサウナ」というくらいのサウナ好きで、ドライサウナ、ミストサウナともにお気に入りです。
サウナといえば、フィンランドというイメージがありますが、世界各国ではどのようなサウナが定着しているのでしょうか?

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今、日本に最も定着しているサウナが「フィンランドサウナ」と呼ばれるドライサウナのためか、「サウナ」というキーワードで思い浮かぶ国はフィンランドですね。でも、本場でも本当にあのような高温(100℃前後)のサウナなのでしょうか? また最近、フランスなどでは、モロッコ式蒸し風呂「ハマム」がスパ・エステの一環として流行っています。そこで、世界各地にあるサウナについて調べてみました。




■世界のサウナ
フランス・モロッコ・トルコ「ハマム」 「ハマム」とは、今のモロッコにあたる地域が、古代ローマに占領された時代に建てられた公衆浴場に起源を持つ蒸し風呂のこと。モロッコに限らずアラブ社会では上流階級になればなるほど、女性が隔離される傾向がありました。「ハマム」は、そんな彼女たちの社交場として昔から親しまれています。髪を染めたり石鹸で洗ったり、蒸し風呂に出たり入ったりしてゆっくり過ごします。 パリには、かつてのフランスの植民地だったモロッコ、アルジェリア、チュニジアなどの北アフリカからの移民が多数住んでいます。その影響もあって、最近パリでは、モロッコの伝統的な自然のボディケアがヨーロッパで目されるようになり、外国人やリッチなマダムを顧客とした高級ハマムがどんどんオープンしています。

イギリス・ベルギーほか

イギリスやベルギーなどには、「スパ」または「テルメ(テルム)」と呼ばれる、日本の健康ランドのような大型温浴施設があります。これらの設備の中に、スチームバスとよばれる蒸気浴が設けられています。

ドイツ

ヨーロッパを代表する温泉王国であるドイツの温泉は、すべてが療養施設という認識のもとにあり、それらの施設内にスチームサウナが存在しています。よく日本でも耳にする「クアハウス」もドイツにありますが、本場では温泉保養地とてカジノなどを有し、各国から皇帝など貴族や金持ちを集め、高級社交場としての役割も果たしています。 ちなみに日本でいう「クアハウス」は、一般にテルメとかターマルバードと呼ばれています。

フィンランド
「スモークサウナ」

サウナ発祥の地であるフィンランドでは、ほとんどのホテルや家にサウナがあります。 その代わりにバスタブはほとんどなく、湯船につかる代わりにサウナに入るのがフィンランドの習慣になっています。サウナは日本で多く見られる超高温サウナではなく、白樺の小枝でバサバサと体をたたく「スモークサウナ」が最もよいといわれています。ゆっくりと体を蒸し、汗が噴き出たところでコテージの庭から湖へ思い切りよく飛び込むのが本当のフィンランドのサウナのスタイルだとか。そのためフィンランド人にとっての理想の贅沢は、湖畔にサウナ付きのコテージを建てることだといわれています。

バリ・タイ(バンコク・プーケット)「ハーバルサウナ」

バリやプーケットなど、いわゆるアジアンリゾート地では、リゾートエステ(タラソテラピー・アロマトリートメント・フェイシャルマッサージなど)のプログラムの一環として、「ハーバルサウナ」と呼ばれる、ハーブスチームサウナが取り入れられています。ただし、これらはすべて外国人観光客向けに設けられているため、とくに現地で親しまれているというわけではなさそうです。

韓国「汗蒸幕(ハンジュンマク)」

「汗蒸幕」とは、石と黄土から成るドーム型の韓国古来のサウナで、韓国女性には欠かせない伝統的な美容健康法です。遠赤外線効果
で体の内部からあたたまり老廃物が排出されるので、婦人病をはじめ様々な病気に効果があるといわれています。汗蒸幕で汗をたっぷり出した後は、アカスリ&マッサージが、韓国式エステのお決まりコースになっています。

ロシア「バーニャ」

ロシアには「バーニャ」と呼ばれるサウナのようなものがあります。が、バーニャはサウナ室であるとともに、リラクゼーションスペースが設けられていて、食事やお酒も楽しめるようになっています。しかも家族や友人たちとのレジャーとしてだけでなく、会社の会議や接待にも利用するとのこと。発汗後に柏や白樺の葉で体をたたくのが特徴で、これはフィンランドの「スモークサウナ」とよく似ています。また郊外のバーニャは川の隣にあることが多く、これは、熱くなった体を川に飛び込んで冷ますためです。ロシアやフィンランドなど、寒い地方のサウナはこのスタイルが主流なのかもしれません。

投稿者 yunokuni : 2004年11月01日 14:22