FILE033 「ラドン温泉」は体に本当にいいのか?
一般的に「ラドン温泉」とか「ラドン泉」は、健康によいといわれていますが、ラドンからは「放射能」が出ていると聞きました。放射能が出ているのに、健康によいとされているのはどうしてなのでしょうか?
日本のラドン温泉で有名なのは、鳥取県の三朝温泉、山梨県の増富温泉、秋田県の玉川温泉などが挙げられます。その他、世界ではイタリアのイスキア、ドイツのバーデン、オーストリアのバドガシュタイン、アメリカのボウルダーなどにも、ラドン温泉やラドン洞窟などがあり、各国から病気の治癒を目的とした人々でいつも賑わっているとのことです。
そもそも「ラドン」とは何か? というと、 ラジウムから自然に発生してくる気体の元素で、無色・無味・無臭で科学的にはヘリウム等と同じ稀ガスで、比重は空気の7倍と気体の中ではもっとも重たい物です。ラドンからは強いイオン化作用を持つアルファ線(放射能)が放出されます。
放射線にもいろいろありますが、ラドンから出されるアルファ線は、局部的に大きなエネルギーを出して、その部分をイオン化する働きがあり、これが身体中に散在する多くの東洋医学でいう”つぼ”を刺激するために、少ない量の放射線でも大きな効果があると考えられています。
逆に「ラドンの濃度が高いとよくないのでは?」と思いがちですが、濃度が高いことで有名な鳥取県三朝温泉では、800年前に温泉が発見されて以来、かなりの数の人が生活し、食事、洗濯、風呂などにラドンをかなりの濃度で含む水を使っていますが、岡山大学の研究者の調査研究では、ガン死亡率や不妊の率は他の土地に比べて低いという結果が出ています。
■放射能泉(ラドン泉)の効用
浴用の適応:リウマチ性疾患、痛風及び尿酸素質、高血圧症、動脈硬化症、慢性肝胆道疾患、外傷後遺症
飲用の適応:風邪及び尿酸素質、リウマチ性疾患、慢性消化器疾患、慣性肝胆道疾患、糖尿病
吸入の適応:風邪及び尿酸素質、リウマチ性疾患、慢性気管支炎があげられています。 この他にも、神経衰弱、不眠症、慢性湿疹、アレルギー性皮膚炎、ゼンソク、更年期障害、捻挫、打撲の後遺症、便秘、むちうち症、夜尿症、神経性頻尿症、肩腰のの痛み、疲労、自律神経失調症、幅広い病気、症状に効果があります。
参考HP:
放射能と健康を考える会ホームページ
愛知県・猿投山麓「猿投温泉」
投稿者 yunokuni : 2005年01月05日 10:55