2005年11月15日

FILE073 硬水は肌に悪い?

25歳/女性
ミネラルを多く含んだ水をお風呂に使うと肌に悪いと聞いたのですが、真偽を教えて欲しいです。

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よく「軟水」「硬水」という言葉を耳にしますよね。その水が軟水であるか、硬水であるかは、水の硬度によって決まります。硬度とは、その水に含まれるミネラルの含有量を表したものです。
「硬水」とはミネラルを豊富に含んだ硬度の高い水で、一般的にヨーロッパに多く見られます。一方、大半の日本の水は、硬度の低い「軟水」です。

つまり、今回ご質問いただいた「ミネラルを多く含んだ水」とは、「硬水」のことになります。さて、では硬水は肌に悪いのか?ということで、調査してみました!

国立環境研究所が情報を提供している「EICネット」によると、
http://www.eic.or.jp/

硬水【英】Hard Water
水道水に含まれているカルシウムイオン、マグネシウムイオン等の硬度分が多い水をいう。硬度は地質や気候などの自然現象に左右されるため地域によって差がある。一般に地下水は硬水で、地表付近の水は軟水といわれる。硬水は肌への刺激が強い、石けんや洗剤の泡立ちが悪く汚れが落ちにくくなる、石けんカスが多量にできる、浴槽に湯アカがつきやすい、肌あれの原因になるのが特徴。飲用を続けると下痢や胃腸障害を引き起こすことが知られている。また欧米では硬水飲用者に心筋梗塞の死亡率が高いとの報告がある。
炭酸水素イオンを多く含むものを一時硬水といい、塩素イオン、硫酸イオンなどの炭酸水素イオン以外のイオンを多く含むものを永久硬水という。
EICネット」より抜粋

とあります。たしかに、ミネラルを多く含んだ水は肌に優しくないようです。ヨーロッパを旅行した際、髪がゴワゴワになったり、肌がつっぱったりした経験はありませんか?まさに、あれが硬水による影響なんですね。
では、日本の水はどうなのか、というと‥‥。

軟水【英】Soft Water
カルシウム、マグネシウムなどの塩類含有量が少なく、硬度成分の数値の低い水のこと。軟水といえる硬度は60mg/L以下であるが、120mg/L位までは中程度の軟水とみなされている。日本の多くの飲料水は硬度10〜100mg / Lの範囲内に入るので軟水といえる。軟水は肌への刺激が弱くやさしいのが特徴。石けんの泡立ちが良く、石けんカスもできにくいので汚れが落ちやすい。沐浴や洗浄の際はもちろんのこと、炊飯、ダシとり、野菜の調理、お茶やコーヒーをいれたり、薬剤を溶き混ぜたりするとき、軟水を用いるとよいといわれる。淡白でコクのない味がする。おいしい水の条件としては、50mg/L前後のとき「まろやかな」味がするが、硬度があまり低すぎるとおいしくない。
EICネット」より抜粋

なので、日本ではわざわざミネラルウォーターでお風呂を沸かさない限り、肌への影響を心配する必要はなさそうです。

投稿者 yunokuni : 2005年11月15日 14:39