私たちの体内には、リンパ管が網目のように張り巡らされています。このリンパ管を流れるのがリンパ液。このリンパ液の流れが悪くなると、
余分な水分や老廃物が体内に溜まりがちになり、むくみを引き起こしたり、体調不良を招いたりします。
で足がむくんでパンパンになる人は、
リンパの流れが鈍っている可能性があります。流れの悪いリンパ液が重力によって下の方へ滞り、むくみとなって表れるのです。むくみをそのまま常態化させてしまうと、セルライトの原因になる可能性もあります。
その日のむくみはその日のうちに解消しましょう。そのためには、リンパの流れをスムーズにしてあげることが大切です。リンパの流れを促すにはマッサージが効果的。今月の特集は、
バスタイムにむくみをとるリンパマッサージのお話です。
監修:Well-being(株)小澤智子先生
出典:しあわせバスタイムレシピ

・どこを? まずはリンパの流れが鈍りやすくなる「リンパ節」の場所を覚えましょう(左図参照)。リンパ節はいわばリンパ液の中継地点。老廃物などを濾過する役目があります。このリンパ節がマッサージを行う上でのポイントになります。
・どのタイミングで? リンパマッサージは血行がよくなるバスタイムに行うのが最適です。まずは湯舟につかって体を十分に温めましょう。おすすめは体を洗うついでに行う「ながらマッサージ」。石けんで肌のすべりも良くなっているので一石二鳥です。
・どうやって? リンパ液は体の表面近くを流れています。1カ所につき3回、リンパ節のあるほうへ、指先でやさしくリズミカルに流します。ぎゅうぎゅう力を入れる必要はありません。
ご注意ください 熱があるとき、歯痛、打撲やケガなどで炎症を起こしている部分があるときは、マッサージで血行がよくなると症状が悪化することがあるので、控えてください。また飲酒後のマッサージもお止めください。

1. 両手の指を足のくるぶしのくぼみに当てて、足の付け根の方向に。足首のむくみが気になるときは、特に念入りに行いましょう。
2. 両手の指を膝裏のくぼみに当てて、脚の付け根の方向にさすり上げます。
3. 脚の付け根部分を胃の方向に。脚のむくみが気になるときは、特に念入りに行いましょう。
4. 両手の指で下腹部を胃の方向にさすり上げます。
5. 手を上げてわきの下全体を鎖骨の方向に向かってさすります。
マッサージ後は… マッサー後は代謝がよくなり、老廃物を排泄する力がアップしています。水分を十分にとり、激しい運動やアルコールの摂取を控えてゆっくり休みましょう。

左のグラフは、ふくはらはぎに温冷シャワーを当てたときの足の周囲径の変化を計測した結果です。10分間足を上げていたときと同様にむくみが緩和されていることがわかります。むくみでお悩みの方は、リンパマッサージに加えてこの「温冷シャワー」も取り入れてみてください。
How to 温冷シャワー お風呂あがりに、ふくらはぎの内側に42℃くらいの温水シャワーを1分間。外側に冷水シャワーを5秒間。交互に当てます。これを5回ほどくり返します。

今回ご監修いただいた小澤先生によると、「リンパマッサージは血行がよくなっているときに行えば、効果がさらに期待できます」とのこと。血行がよくなるといえば湯舟につかる入浴ですが、その上をいくのがミストサウナ浴です(左図参照)。ミストサウナ浴は体への負担も少ないうえに発汗効果も高いので、むくみ対策にはうってつけ!
