災害地で温かい風呂を!『災害支援バス・シャワーシステム』
ボイラーメーカー「ヒラカワガイダム」(大阪市北区)と防災用品メーカー「ロゴスコーポレーション」(同市住之江区)が、阪神大震災の教訓を生かし『災害支援バス・シャワーシステム』を開発した。
18人が一度に入浴(浴槽には10人)できる仮設浴場システムで、30分で設置が完了し、プール、貯水槽、河川などから採水して、設備到着後約1時間で入浴が可能。河川の水を濾過(ろか)する装置や、小型灯油ヒーターを備えている。
両社は共に、阪神大震災時の被災者に無料で自社製品を提供するなど支援活動を行ってきた。その経験の中からシステムを発案。ヒラカワガイダムが給湯装置を、ロゴスコーポレーションがテントや浴槽を担当した。