モデル・フードコーディネーター・栄養アドバイザー 石坂優子さんのバスタイム風呂と入浴法を楽しむ湯の国Webサイトマップ    

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2007年6月21日

エントリー『垂直庭園』で都会にエコなスパリゾートはいかが?

パトリック・ブランの垂直庭園

園芸?アート?建築?

植物学者パトリック・ブランがつくるこの「垂直庭園」と言う植物の壁は、日があたる建物の外壁、日の射さない内壁や地下を問わず、また、パリ、ニューヨーク、イスタンブール、マドリード、日本とさまざまな気候条件にも柔軟に適応するように構成されているということ。その鮮やかな色と躍動感ある模様は、沸き上がる生命力そのもの。

もちろん、設置場所によって品種をアレンジするそうだけど、年に3回か4回くらいのメンテナンスでその豊かな緑を維持できる機能性の高い環境システムなんだとか。

コンクリートの都会に、こんな壁に囲まれたスパリゾートなんてどうでしょう?
癒されること以上に、エネルギー充填できそうです。

ケ・ブランリ美術館
パトリック・ブランの垂直庭園「ケ・ブランリ美術館」

Exclusive Hotel Pershing Hall
パトリック・ブランの垂直庭園「ペーシング・ホール」

Les Halles (レ アール)
パトリック・ブランの垂直庭園「ペーシング・ホール」

Posted by admin at 19:47

2007年6月13日

エントリーコルビジェの修道院・ラ トゥーレット

コルビジェの修道院・ラ トゥーレット

サヴォア邸のお風呂からはじまった、ル・コルビジェシリーズのラストは、
ラ・トゥーレットの修道院です。

ロンシャンとは打って変わって
“高い城壁”を想起させるコンクリートの排他的重厚感。
そして、ピンと張りつめたような静寂。
宗教施設としてのオーラを発しています。

しかし、中に入るとコルビジェ独特のモダンな造形や配色はそこかしこに。
この主聖堂など、まるでSF映画的宇宙船内のよう!

この時は、リヨンからレンタカーで行きました。
迷いに迷ったけど、まあ、楽しき珍道中。
ちなみに、宿泊もできます...ちょっと寂しいかな。
コルビジェの修道院・ラ トゥーレット

Posted by admin at 19:51

2007年6月 6日

エントリーコルビジェの礼拝堂・ロンシャン

コルビジェの礼拝堂・ロンシャン

森美術館『ル・コルビジェ展』記念、サヴォア邸のお風呂につづき第二弾...。

フランスでコルビジェ建築巡りとして欠かせないのがこのロンシャンの礼拝堂
その流線造形の美しさは誰をも引きつける強い魅力があります。
子供が粘土で直感的にうねうね作って
まんま大きくしたようなまるっきりイメージの塊!

でも、決して奇異ではなく、周辺のゆるやかな起伏の丘陵地帯の風景に
しっくりとけ込んで見えます。そこがね、違うんです。

礼拝堂内部は、打って変わって静寂と暗闇。
採光はランダムに配置されたステンドグラスの小窓と
筒上の造形物の天窓からの淡い間接光のみ。
母体回帰をイメージさせる包まれるような空間となっています。

外から、中から、近くで、離れて、全方位から、
ずっとずっと眺めていました。
感無量。

コルビジェの礼拝堂・ロンシャン

コルビジェの礼拝堂・ロンシャン

Posted by admin at 17:10

2007年6月 1日

エントリーコルビジェの風呂・サヴォア邸

コルビジェのお風呂・サヴォア邸

六本木ヒルズ・森美術館で『ル・コルビジェ展』が始まりましたね。

さて、湯の国Web的にコルビジェと言えば、やはり20世紀の住宅の最高作品の一つと言われているサヴォア邸(1931年竣工)のバスルーム。
3年前にフランス旅行の際、やはりコルビジェ設計で有名なロンシャンの礼拝堂、ラ・トゥーレットの修道院とともに訪れました。

天窓からはやわらかな光が降り、湯上がりに休息するための長椅子(この曲線はLC4 シェーズロング!)が他の部屋との境界線上に配置される...。3色のコントラストもきれいです。

居住者の心身を癒し、リセットを促すために邸宅内に設置された高度な機能空間。
そして、その機能性はデザインとして具現化された。
素晴らしい。美しい。なんて斬新。

このように建築素人にも、そのコンセプト(近代建築の五原則なる...)をとても解りやすく邸宅の各部位で示してくれています。一目で解るように、具体的に、シンプルに。

これが今から76年前の作品...。
ル・コルビュジエ、心より尊敬します。

コルビジェのお風呂・サヴォア邸

コルビジェのお風呂・サヴォア邸

▼コルビジェ提唱の近代5原則を具現化したサヴォア邸
 1. ピロティ(1階部分をエントランスホールや駐車場、多目的スペースなどとして活用)
 2. 屋上庭園
 3. 自由な平面
 4. 独立骨組みによる水平連続窓
 5. 自由な立面

Posted by admin at 01:36