村上春樹の脚
友達よりすすめられた春樹本をお風呂で...。
こういう“大人”、刺激を受けます。
58歳。
ほぼ毎日10キロを走る脚。
(レッチリやゴリラズを聞きながら)
フルマラソンやトライアスロンを走りきる脚。
このしなるような後ろ足は、まるで
何か研ぎすました刀剣のようにも見えます。
戦うため? 何と?
何をするにせよ、いったん目に見えるかたちに換えて、
それで初めて納得できる。
筋肉にうめき声を(ある場合には悲鳴を)
上げさせることによって、理解度の目盛りを
具体的に高めていって、ようやく「腑に落ちる」タイプである。
ときには時間がかかりすぎて、やっと腑に落ちたときには
もう手遅れだったという場合も出てくる。でも仕方がない。
それがそもそも僕という人間なのだから。
『走ることについて語るときに僕の語ること』村上春樹
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