SICIS(シチス)のハイヒール形バスタブ

世界を代表するイタリアのモザイクタイルブランド、『SICIS(シチス)』がつくったバスタブ。
インパクトありますよね、このデザイン。
開幕したケルン国際家具見本市でも、このハイヒール形のバスタブは話題のようです。
『SICIS(シチス)』はモザイクタイルをアートと捉え、ファッションブランドがシーズンごとにコレクションを発表するように、年2回、新商品をリリースし、ニューヨーク、ミラノ、パリなどの最先端地区にあるショールームで発表しているとのこと。
ドバイの7つ星ホテル「ブルジュ・アル・アラブ」、ニューヨークの「ザ・プラザ」、ヴェルサーチがプロデュースした世界初のホテル、オーストラリアの「パラッツォ・ヴェルサーチ」など、世界中の有名一流ホテルで使用されているのがその品質の証。
日本総代理店であるトーヨーキッチンのショールーム(東京、名古屋、大阪)では、『SICIS(シチス)』のタイルや商品を見られるそうです。
興味のある方はギャラリーを訪れる趣で、ショールームに行ってみてはどうでしょう。
SICIS
www.sicis.com
トーヨーキッチン&リビング
www.toyokitchen.co.jp


[an error occurred while processing this directive]
2008年12月16日
夜景をながめるバスルームのある部屋

フレイザープレイス・ホフ・新宿という
中長期滞在者向けホテルの2104号室で一風変わった忘年会。
この部屋を設計した山口誠くんのご招待です。
この部屋は、時々刻々と変化する東京の風景を楽しむ趣向のお部屋。
ちなみに、2008年度 グッドデザイン賞受賞です。
どれどれ、ひとっ風呂、といきたいところですが、ここは我慢。

照明の種類によって、中が見えたり、ミラーのようになって隠れたりと
不思議な仕掛けになっています。


照明デザイナーの近藤真由美さんの手によるという
ブルーの照明をつけて、夜景を満喫。
キレイだなぁ。
お酒もまわって、ひとっ風呂、といきたいところですけど...



[an error occurred while processing this directive]
2008年6月12日
お風呂の未来 ~INAX フォームバス~

1回で使う水の量は、風呂の約1/20の10リットル!
温かい泡でからだを包みこむ!
室内を自在に移動可能!
INAXが試作したフォームバスは、
資源循環と2020年の家族の暮らしをテーマとした
プロジェクトから生まれたコンセプトアイテム。
温かい泡で身体を包みこむことで、水圧による身体負荷を軽減されます。
移動可能なのでリビングなどで、温度変化のない状況で入浴できますね。
使用する水や熱を抑えられ、環境負荷も少ないと...
なんか、最近の洗濯機の機能や考え方に近いかも。
大人の揺りかご(揺れはしないでしょうけど)。
シンプルな曲線がきれいです。
まだ商品化の予定はないようですが、
環境性とともにデザインにもこだわる
未来の高齢者にもすんなり受け入れられそう。
[an error occurred while processing this directive]
2008年5月 7日
高級感。Teuco、デ・パルマとか

ギズモード・ジャパンの記事で知ったTeucoというイタリアのメーカーですが、Webサイトのオープニングを飾るこのコテコテなアートワークがわかりやすい。


こんなわかりやすいバスルームも。
デ・パルマの『スカーフェイス』より。


■teucoサイト

[an error occurred while processing this directive]
2007年10月 9日
「日本のお風呂」改革プロジェクト~イーユとイークス~

「新日本様式100選」や「グッドデザイン賞」に選ばれ話題となった
松下電工の一戸建てシステムバス「i - U(イーユ)」と、
集合住宅システムバス「i - X(イークス)」の開発物語が
公開されています。
→「日本のお風呂」改革プロジェクト ~イーユとイークス~
売れに売れたauのインフォバー、無印良品 壁掛け式CDプレイヤー、
±0家電などのヒット商品を次々に世に送り出している
プロダクトデザイナー・深澤直人(ふかさわなおと)氏に
デザインを依頼し、方向性を練り上げ、社内でのさまざまな議論や確執を
乗り越えて完成へと至る悪戦苦闘の道のりを、
関わった各担当者目線でたどっていきます。
社内デザイナーの複雑な胸の内や、
役員プレゼン時での深澤氏への辛辣な質問攻めなど
状況がリアルに伝わってきます。
i-Uホットウォータースタイル。
美しい。

[an error occurred while processing this directive]
2007年6月 1日
コルビジェの風呂・サヴォア邸

六本木ヒルズ・森美術館で『ル・コルビジェ展』が始まりましたね。
さて、湯の国Web的にコルビジェと言えば、やはり20世紀の住宅の最高作品の一つと言われているサヴォア邸(1931年竣工)のバスルーム。
3年前にフランス旅行の際、やはりコルビジェ設計で有名なロンシャンの礼拝堂、ラ・トゥーレットの修道院とともに訪れました。
天窓からはやわらかな光が降り、湯上がりに休息するための長椅子(この曲線はLC4 シェーズロング!)が他の部屋との境界線上に配置される...。3色のコントラストもきれいです。
居住者の心身を癒し、リセットを促すために邸宅内に設置された高度な機能空間。
そして、その機能性はデザインとして具現化された。
素晴らしい。美しい。なんて斬新。
このように建築素人にも、そのコンセプト(近代建築の五原則なる...)をとても解りやすく邸宅の各部位で示してくれています。一目で解るように、具体的に、シンプルに。
これが今から76年前の作品...。
ル・コルビュジエ、心より尊敬します。


▼コルビジェ提唱の近代5原則を具現化したサヴォア邸
1. ピロティ(1階部分をエントランスホールや駐車場、多目的スペースなどとして活用)
2. 屋上庭園
3. 自由な平面
4. 独立骨組みによる水平連続窓
5. 自由な立面
[an error occurred while processing this directive]
2007年5月28日