お風呂は洗う・温まるだけの場所ではなく、大切なくつろぎの場としてとらえられるようになってきました。住まいの中でも、寝室寄りのプライベートゾーンに配されることが増え、そのスペースも洗面・脱衣所を含めて、できるだけゆったりととられるようになってきたようです。
そして、明るさや広がりへの工夫も数多く見られるようになりました。大きくとった出窓に観葉植物を置く、浴室の外に坪庭を作る、天井にトップライトを設けるなど、浴室づくりに様々な演出硬化が試みられるようになってきました。さらに、木の持つ独特の温かみ、香りなどが見直され、木製浴槽を入れる家庭も見られました。また、浴室設置型ラジオユニット、浴室で見られるテレビなど様々な機器も登場しました。