「地下140mの天然地下水を汲み上げた後、イオン交換機によりカルシウム、鉄分、マンガンなどを取り除いて、『軟水』にしているのです」と店長の馬場さん。
よくシャンプーで髪を洗った後、リンスをしないと髪がキシキシするでしょ？
あれは水に含まれるカルシウムなどが、シャンプーと結びついて付着している状態らしい。ここのお湯ならリンスなんていらないし、肌もしっとりツヤツヤだ。
さらに冬場は、風呂上がりの湯冷めもなく、いつまでも体がポカポカと暖かいらしい。こりゃ、女性にはたまらなく嬉しいはずである。

店長さんにそういうと、やはり客層は女性が中心で、毎晩エステがわりに通う女性も多いとか。
毎晩通う方のために、平日は夕方5時から、土日祝日は夜10時から1時間で945円というサービスも行っている。
あまりの気持ちよさに、ふと一瞬「西荻に引っ越してこようかな……」という気持ちになった。

いつもならば、風呂上がりはビール！と相場が決まっているのだが、今日は昨日の二日酔いが祟り、ちょっとお酒は遠慮しておこう……と、風呂上がりはレストランでおとなしくアイスコーヒーを頼むことにした。
一口飲んだところで、またビックリ！！コーヒーが甘いのである。それもガムシロの甘さではなく、ほのかな自然の甘味なのだ。店長いわく「それはコーヒー本来の甘さです。このレストランでは、軟水をさらに0.0001ミクロンの単位でろ過した超軟水を使っているので、素材の本来の旨味を引き出せるんですよ」。これは逆浸透膜方式洗浄システムで過された水だそうで、水だけで飲んでみても、まろやかさが格段に違うことがわかる。食事のおいしさに魅せられ、食事だけで利用する人も多いという。
水質の違いだけで、こんなにも贅沢な気分になるのだな〜と感服した1日であった。
　
超軟水かぁ、深いねぇ〜。
ん？外から庶民の匂いが・・いってみよ!!→