お風呂でできる口臭予防術としては、湯船につかりながら歯磨き粉を使っての歯磨きを行ったあと、唾液を口にためて再度ブラッシングすると、唾液の働きが活発になります。
また口の乾燥を防ぐための舌の運動もおすすめです。まず口の中で歯をカチカチと30〜40回鳴らしたあと、舌を口の中で右に5回、左に5回と回します。最後に下唇をペロッとなめることで、舌の血行がよくなり、唾液の分泌が活発になります。
よく舌についた苔(舌苔:ぜったい)が口臭の元といわれますが、舌苔は取りすぎるとかえって舌の表面が過敏になり、口臭を悪化させる場合がありますので、歯ブラシで取るのはよくありません。舌苔を除去する場合は専用ブラシか、軽く湿らせたガーゼで行うようにしましょう。 |
資料提供/協力:植田 理彦(うえだ みちひこ)先生
『からだによく効く お風呂の入り方』
出版社:池田書店 |
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