1.昭和18年〜24年は、石鹸全体の生産量統計のため、浴用石鹸のみの生産量は分からない。 2.昭和1〜17年:商工省工場統計表より 3.昭和18、19年:油脂統制会資料より 4.昭和20年:推定数量 5.昭和21年以降:通産省「化学工業統計年報」より |
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そのため、三十四年にはチューブタイプが発売されました。さらに、ポリ容器の開発が進んだこともあって、昭和三十五年には液体シャンプーが発売され、洗髪の簡便さが高まりました。この頃、女性の間でショートカットが流行ったこともあって、それまで月に一〜二回ほどであった洗髪が五日に一度と増えていったようです。
また、石鹸洗髪をしていた男性も、テレビコマーシャルなどで商品認知度が高まったことや、液体になって使いやすくなったことから、少しずつシャンプーを使い始めるようになりました。
そして、シャンプーの普及と供に、日本人の清潔意識も高まっていきました。 |