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昭和四十八年後半のオイルショックから、日本の企業は、開発テーマを省エネ・省資源や社会との調和に向けることで、危機を乗り越え、再び上昇気流に乗ることができました。
豊かになった社会を背景に、自分たちの趣味を生活の隅々にまで表現し、生活そのもを大切にしようというニューファミリーが台頭し、女性の社会進出も加速していきました。晩婚化、高齢出産化、少子化、非婚化などの傾向も見られるようになりました。
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第二次オイルショック(五十四年)があったものの、日本経済はこれを克服し、黒字体質が諸外国から批判的に見られるようになり、「日本人はウサギ小屋に住んでいて、働きすぎ」(欧州共同委員会)といった批判を受けたりもしました。
住宅では、職住接近に便利な都心居住が見直され、ファミリーマンションなど、種類も豊富になり、住宅の「質の向上」に、人々の関心が向けれられるようになりました。
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