通称“もんじゃ通り”と呼ばれる西仲町商店街では、噂に違わずところ狭しともんじゃ屋がひしめいている。が、それよりも気にかかったのが、通り沿いの小さな路地。ちょっと覗くと、洗濯物がブラ下がり、家の前にはたくさんの植木がずいっと迫り出し、重なり合うように自転車が置かれ、路地が“庭”として存在している。この周辺は住宅が密集して建ち並んでいるため、こういう風景が作り出されているのだろう。
もんじゃ通りを月島の“表の顔”とするならば、路地は“裏の顔”である。しかし、生活感いっぱいに溢れる“裏の顔”の方が、正直に月島を語ってくれているような気がした。
さて、これからどうしようか……→